石山寺 紅葉と特別拝観『本尊 如意輪観世音菩薩』

[公開日]2016/11/24

石山寺 紅葉と特別拝観『本尊 如意輪観世音菩薩』に行ってきました。

滋賀県大津市に位置する東寺真言宗の大本山で、紫式部が「源氏物語」を起筆したことで有名な石山寺。天然記念物である巨大な「硅灰岩(けいかいせき)」の上に本堂が置かれていることから、この名がついたそうです。

境内には国宝である日本最古の多宝塔や、重要文化財の建造物が数多く点在し、毎年11月中旬から12月上旬にかけてモミジやカエデなど2000本以上もの木々が鮮やかに染まる幻想的な紅葉が楽しめます。特に硅灰岩を覆う紅葉は圧巻です。

11月16日に訪れた際にはまだ少し緑葉が混じる色づき具合で、9割色づきといったところでしょうか。今頃はちょうど見頃かもしれません。今年は、11月12日(土) ~ 27日(日)の期間中、「あたら夜もみじ」と題し、2015年に日本夜景遺産に登録されたライトアップも行っています。

石山寺 ・特別拝観「本尊 如意輪観世音菩薩(重要文化財」 ・特別公開「お姿なき御本尊と守られた胎内佛像」 初代「本尊 如意輪観世音菩薩」塑像の断片 『本尊 如意輪観世音菩薩 胎内佛像』(重要文化財)

そして、現在、33年に一度の御開扉『特別拝観・御本尊如意輪観世音菩薩』を開催中です。石山寺本堂は、滋賀県最古の木造建築物で、本堂内陣の厨子の中に秘仏として安置されている本尊『如意輪観世音菩薩』や紫式部が「源氏物語」を起筆したと言い伝えられている「源氏の間」見ることができます。

また、特別公開『お姿なき御本尊と守られた胎内佛像』と題して、1078年(平安時代)に本堂が火災にあった際に損傷してしまった初代本尊の断片と初代本尊の内部に納められていた「胎内仏」と呼ばれる4体の仏像も特別公開中です。この胎内仏は飛鳥時代(7世紀)と天平時代(8世紀)に作られたもので、飛鳥仏は日本最古級の仏像で大変に貴重なものだそうです。

えも言われぬ趣のあるその表情から、1300年の時の流れを感じました。33年にたった1度の貴重なこの機会に、ぜひ訪れてみてください。

石山寺

・特別拝観「本尊 如意輪観世音菩薩(重要文化財)」

・特別公開「お姿なき御本尊と守られた胎内佛像」

初代「本尊 如意輪観世音菩薩」塑像の断片

『本尊 如意輪観世音菩薩 胎内佛像』(重要文化財)

期間/2016年3月18日(金)~12月4日(日)

http://www.ishiyamadera.or.jp/ishiyamadera/gyouji/gokaihi/