岐阜県、岐阜市で大量の掛軸を出張買取させて頂きました。

ご依頼者様のお父様が約40年間に渡って収集された掛軸のコレクションはおよそ200本。現役時代、出張の際は必ず各地の骨董店に立ち寄られ、お気に入りを見つけてコツコツと購入されていたそうです。
掛軸を収集されていた当人はまだご健在ですが、生前整理を兼ねて自分がコレクションした品物の価値を確かめたいとの気持ちもあって弊社にご依頼頂きました。
鑑定の結果、残念ながら円山応挙、富岡鉄斎、川合玉堂などビッグネームによる作品は贋物が殆どでしたが、1980年代に収集された中国の掛軸や、尾張出身のご先祖から引き継いだ掛軸には良作も含まれておりご依頼者様も納得いただける査定額を提示する事が出来ました。
数多くある骨董品買取業者の中から弊社に貴重なコレクションをお譲り頂きほんとうにありがとうございました。


 ご紹介の画像は今回出張買取でお譲り頂いた中林竹洞と貫名菘翁による合作の掛軸です。

 
中林竹洞 なかばやし ちくとう(1776年 〜 1853年)は尾張生まれの文人画家。
幼少の頃から絵が好きで14歳の時に山田宮常に師事。翌年、15歳の時に尾張画壇のパトロン神谷天遊に才能を認められ同家に引き取られ画家としての英才教育を受けた。
19歳で画家として独立し、その後上京。京都の神社仏閣に伝わる古画の模写に明け暮れる日々を送った。30代後半には画家として認められる様になり、その後文人画家の重鎮として活躍した。
代表作には『長楽春望図』『孔雀図』『山水図襖』『春景山水図』『神洲奇観図』などがある。

<wikipediaより一部抜粋>

 
貫名菘翁 ぬきな すうおう(1778年〜1863年) は徳島県生まれの儒学者、書家、文人画家。江戸後期の文人画の巨匠。
幼少の頃に貫名菘翁に儒学を学び、14歳で儒学者、高橋赤水に師事。17歳の時には高野山に登って学問を学んだ。

22歳の時に、大阪にある懐徳堂に入門。中井竹山に師事し、経学史学を学びその後、塾頭になった。

1811年(文化8年)上京し須静堂を開き朱子学を教えた。

書については少年期、西宣行に師事して宋法を学び唐晋風の書を得意とし、市河米庵、巻菱湖と並んで幕末の3筆に数えられ『近世第一の能書家』と称えられた。

代表作には『山觜図』『渓山芳信図』『老松図』『秋景山水自画賛』などがある。

<wikipediaより一部抜粋>


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