粉彩孔雀文壺など中国の陶磁器を出張買取させて頂きました。
京都府、大山崎町まで生前整理に伴い手放す事になった陶磁器コレクションの査定にご自宅までお邪魔させて頂きました。
ご依頼者様が40年間に渉り収集されていた陶磁器は、日本の六古釜で中世に作られた物、現代作家による作品、中国をはじめ、ベトナム(安南)、朝鮮(高麗、李朝)などアジアで作られた陶磁器など実に広範囲で総数はおよそ50点。
現在、人気が高まり高値で取引されている中国陶磁器のコレクションは残念ながら骨董価値のある物は少なく、中華民国以降に大量生産された物がほとんどでしたが、16世紀から17世紀にかけて作られたであろう状態の良い李朝の花器や、購入当時よりも現在評価が高まってきている陶芸作家の作品など高額査定出来るお品物も何点かあり、トータルでお客様にも満足頂けるお値段で商談をまとめさせて頂く事ができました。
長年ご愛用されてきた大切なコレクションをあい古物買取サービスにお譲り頂きほんとうにありがとうございました。大切に使って頂ける方に確実に橋渡しさせて頂きます。
ご紹介の画像は今回の出張買取でお譲り頂いた中国、粉彩の壷です。
サイズは 大きい方が 高さ およそ90 cm 直径 およそ30cm 小さい方が 高さ およそ60cm 直径 およそ25cm 近代の中国、景徳鎮で制作された物。
粉彩とは清の第四代皇帝、康熙帝(こうきてい)西暦 1662 ~ 1722の時代に江南の景徳鎮窯(けいとくちんよう)で発明された、白磁の上に彩色上絵付を施した技法の事。別名、琺瑯彩(ほうろうさい)、洋彩(ようさい)軟彩(なんさい)とも呼ばれている。
粉彩の技法は江戸時代末期に日本に伝えられ伊万里焼きを初め各地の窯に影響を与えたとされています。
あい古物買取サービスは骨董品、古道具、コレクション品の出張買取をしています。
買取ジャンルの多さは業界随一!
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