今回ご紹介するのは、日本画家・平山郁夫が手がけた名作「マルコポーロ東方見聞行」の陶板作品です。
この作品は、十三世紀にイタリアのヴェネツィアから中国の元の都に旅したマルコ・ポーロの偉業を描いたもので、彼が東方に向かう壮大な旅路を古い世界地図の上に表現しています。足下には中央アジアの古い町の名前が記されており、細やかな筆致で描かれた風景が歴史的な旅の様子を臨場感たっぷりに伝えます。
陶板画の最大の魅力は、その耐久性です。紙やキャンバス、土壁に比べて長期間風合いや色彩が劣化しにくく、屋外展示にも耐え得る強度があります。この陶板という特別な素材で表現された平山郁夫の作品は、彼が描いた豊かな色彩と繊細な筆致を未来にわたって保存し、現代の私たちにも鮮やかな感動を届け続けるでしょう。 また、平山郁夫の作品は国内外で人気の高い一品です。
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