愛知県犬山市で掛軸のコレクションを出張買取させて頂きました。

お譲り頂いたおよそ100点の掛軸は、名古屋市出身のご依頼者様の曽祖父から引き継ぎされた物で、江戸時代後期に活躍した画僧、月僊(げっせん)の作品や、江戸時代の古仏画が多数含まれており高価買取りさせて頂く事が出来ました。
ご先祖様から受け継いだ貴重なお品をあい古物買取サービスにお譲り頂きほんとうにありがとうございました。お譲り頂いた掛軸は、必要とされている方に確実に引き継ぎさせて頂きます。

月僊(げっせん)は江戸時代中期〜後期にかけて活躍した画家、寂照寺の僧侶

西暦 1741年2月16日(元文6年元旦)尾張国名古屋に味噌商を営む家に生まれ7歳で出家。浄土宗の僧侶となり玄瑞の名を与えられる。その後、十代で江戸、増上寺(ぞうじょうじ)に入り定月大僧正月俸の号を与えられた。生まれつき絵が好きだった月僊は、仏門修行の傍ら江戸雲谷派の画家、十二代雪舟こと桜井雪館に師事する。その後京都、知恩院に入り円山応挙に写実的画風を学んだ。また同時期に与謝蕪村や諸派の影響を受け中国の絵画も学び、山水や人物画を得意とする独自の画風を確立させた。西暦1774年(安永3年)月僊が34歳の時、知恩院の大僧正に伊勢にある栄松山寂照寺の復興を頼まれ、住職になりました。同年の夏に台風によって御師春木太夫の建物の襖絵と屏風絵を描く予定であった円山応挙が病気のため、応挙に代わりに月僊がそれを描く事となり、その事がきっかけで月僊の名が世間に広く知れ渡る事になりました。
以後、月僊の絵を求める人が多くなり、報酬で得た代金の全てを寂照寺の再興や、貧しい人々の救済などの社会貢献のために使いました。
代表作・「列仙図賛」「月僊画譜」「耕織図」など。
西暦1809年(文化6年)1月、寂照寺で永眠。


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