店舗閉店に伴う断捨離の為、茶道具、花器など陶磁器、美術工芸品を出張買取させて頂きました。

店内に残されていた美術工芸品には民芸運動で広く知られる河井寛次郎、濱田庄司、芹沢銈介や陶芸界の重鎮、楠部彌弌らの作品があり高価買取させて頂くことが出来ました。

お写真でご紹介させて頂いているお品物は今回の出張買取でお譲り頂いた楠部彌弌 の緑釉花瓶です。

作者 楠部彌弌 (くすべ やいち)

制作地 日本

制作時代 昭和中期

付属品 共箱

サイズ 高さ およそ25cm  直径 およそ14cm

楠部彌弌

楠部彌弌 くすべやいち 本名 楠部彌一 は日本の陶芸家。

1987年(明治30年)9月10日京都市山科区にて楠部貿易陶器工場を営む父、千之助の四男として生まれた。

1912年(大正2年)京都市立陶磁器試験所特別科で学びその後、赤土社を結成、陶芸を生活工芸から芸術に昇華する運動を進め京焼きの近代化に貢献。

1924年(大正13年)パリ万国博覧会出品作品『百仏飾壷』が受章。1936年にも受章。この頃から民芸運動を進める柳宗悦らの存在を知り自らも民芸運動に影響を受けた作品を残した。

1927年(昭和2年)帝国美術院展覧会で出品した『葡萄文花瓶』が初入選。

1933年(昭和8年)帝国美術院展覧会で特選受章。同年、燿々社を結成。

1937年(昭和12年)日本美術展覧会の審査員になる。

1946年(昭和21年)陶山東らと博埴会を結成。同年、京都の若手陶芸家を中心とした青陶会を結成。

1947年(昭和22年)毎日芸術賞を受章。

1954年(昭和29年)日本芸術院賞を受章。

1969年(昭和44年)京都市文化功労者になる。

1973年(昭和48年)日展顧問に就任。

1977年(昭和52年)パリ装飾美術館で『日本の美装延の至芸楠部弥弌作陶展』を開催。

1978年(昭和53年)文化功労賞を受章。

1984年(昭和59年)永眠。

 

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