遺品整理をされているご遺族の方からのご依頼で大量の書道具を買取させていただきました。
故人は明治生まれの方で、若い頃から篆刻や書道に深い興味を持っておられました。中国の古い硯や墨、篆刻石を長年にわたり収集されており、そのコレクションは非常に貴重なものでした。形見分けとして書道仲間に一部を譲られた後、残りを弊社に売却していただきました。
お客様は、遺品の売却、整理を進める際に弊社を含め3社相見積もりを取れれており、相見積もりの結果あい古物買取サービスをご利用いただける事となりました。
弊社をご指名いただけた利用は、他社より査定に時間はかかってしまったものの(2日間)細かく査定を行うことで、お客様にご満足いただける価格をご提示できた事のようです。特に、今回のような歴史的価値のある書道具などは、精査する必要があるため今回の様に査定に時間がかかってしまうケースがございます。
結果的にお客様に喜んでいただく事ができて幸いです。お譲り頂いたお品物は必要とされている方へ確実に橋渡しさせて頂きます。
写真でご紹介させていただいているお品物は今回の出張買取でお譲り頂いた中国清朝時代に作られた竹製の筆包です。
清朝時代の竹製筆筒は、その芸術性と歴史的価値から非常に貴重な一品です。
竹は湿気を適度に調整する特性があり、筆を長持ちさせるのに特に適しています。さらに、この筆筒には、唐人が馬に乗っている場面が細かく彫刻されており、当時の文化や生活様式が垣間見えます。このような装飾は、芸術作品としての価値を高めるだけでなく、使用者にとっても特別な意味を持ちます。