周天球(シュウテンキュウ)は中国、明時代に活躍したの書家、画家。西暦1514年~1595年(正徳9年〜万歴23年)享年82歳。

字は公瑕。幼海、六止居士、群玉山樵などと号した。長洲(現在の江蘇蘇洲)の人。幼くして文徴明の門下として書画を学び、大篆、小篆、古隸、行書、楷書を善くし、晩年には独自の境地に至る。その手法は文徴明からさかのぼり鍾繇、王義之の流れをくむ豊富な伝統的教養に裏付けられたものだと言える。