塗師 茶平一斎は石川県輪島市に昭和初期から続く塗師の名前。現在は三代目(2016年現在)

初代 茶平一斎は石川県輪島市で生まれ板倉昌太郎に師事し塗師としての基礎を学び修行を重ねました。

修行後は茶道具店(漆器専門)を開業。

1965年(昭和40年)には茶道宗偏流(そうへんりゅう)家元より『一斎』の号を授かる。

1992年(平成4年)二代目茶平一斎が襲名する。翌年1993年には石州流茶道宗家16代にして大正天皇の玄孫である方桐貞光宗匠から石州流十職(せきしゅうりゅうじゅっしょく)の塗師に指定されました。

2007年(平成19年)新日鉄の協力の元、チタン素材に漆塗りを施した『風神雷神図屏風』を制作。

その後も二代目茶平一斎は日本国内のみならず海外でも勢力的に活動されました。

2013年(平成25年4月)永眠。現在は三代目が茶平一斎を継承。