戴本孝 タイホンコウ Dai Ben-xiao 1621年〜1691年(天啓1年〜康煕30年)は清時代初期に活躍した画家。

字は務旃 。前休子、鷹阿山樵、破琴先生などと号した。 安徽休寧の人。

幼い頃から詩に工で画を善くし、黄山の風景を渇筆を用いて数多く描いた。墨色は渾茫、境地は簡素かつ幽遠で元人の趣を深く捉えており抽象的な表現を得意とした。

石涛、梅清らとともに『黄山画派』を代表する画家として知られている。