初代歌川豊国( ウタガワ トヨクニ)は江戸時代に活躍した浮世絵師。明和6年『1769年』 〜 文政8年1月7日『1825年2月24日没』

本名は倉橋 熊吉(クラハシ クマキチ)、のちに熊右衛門(クマエモン)。一陽斎(イチヨウサイ)と号しました。

幼少期に歌川派の創始者である歌川豊春に師事し歌川豊国と称し、特に役者絵や美人画を数多く手がけ、当時絶大な人気を得ました。

代表作は『役者舞台之姿絵』『絵本時世粧』『役者此手嘉志和』『絵本役者三階興』『風流芸者身振姿絵』などがある。