金森紹栄は富山県にある高岡銅器の人気作家。茶道具以外にも梵鐘や銅像など数多くの鋳造技術を保持しており日本に置ける銅器生産の大部分(およそ9割)を占めています。

初代 金森紹栄は富山県、高岡市出身の唐銅風炉の創始者、鋳物師。唐金茶道具、茶釜、華入などを主に制作していました。唐銅製の茶道具制作のパイオニア的存在として日々研究に励み後にその功績が認められ、龍寶山、大徳寺の柴野清涼和尚から『紹栄』の号を授かりました。

二代目金森紹栄(1930〜)は富山県高岡市産まれ。

金沢美術工芸大学で金工と鋳金を学んだ後に十三代目 大西清右衛門浄長の息子である西三四郎に師事。

独立後は茶釜など茶道具を中心に制作。