高翔 コウショウ Gao Xiang 1688年〜1753年(康煕27年〜乾隆18年)は清時代に活躍した画家、篆刻家。

字は鳳崗 。西唐、犀堂、西堂、樨堂、山林などと号した。江蘇甘泉の人。

幼い頃から画を善くし、弘仁、石濤を法とした。石濤とは後に友人となり石濤の死後、高翔が亡くなるまで毎年墓参りに行ったほど親交が深かった。風景画の中でも花を描くのを得意とし、その中でも梅に工みで筆意は疎秀、墨法は蒼潤であった。晩年には右手に障害を持ちしばしば左手で描いた。画の他にも篆刻にも精通していた。

揚州八怪(李鱓、汪士慎、金農、黄慎、鄭燮、高翔、李方膺、羅聘)の一人。