高鳳翰 コウホウカン Gāo Fèng hàn 1683年〜1748年(康煕22年〜乾隆13年)は清時代中期に活躍した画家。

字は西園。南村、尚左生、老阜、南阜などと号した。山東省膠州の人。

書画、篆刻に匠みで絵画は山水、花卉を得意とし、晩年には熟練の技術で大胆に写意を表現した。山水は宋、元の古画に学んだが法に縛られる事なく独自の解釈で表現した。

揚州派(李鱓、汪士慎、金農、黄慎、鄭燮、高翔、李方膺、羅聘、高鳳翰、閔貞、華嵒)の画家一人。

著書『南阜山人全集』『硯史』ほか