何紹基 カショウキ He Shaoji は清時代に活躍した詩人、書家、学者、文化人。西暦1799年~1873年(嘉慶4年〜同治12年)。
字は子貞。東洲、猨叟などと号した。湖南道州の人。
戸部尚書であった何淩漢の長子として生まれ、他三人の兄弟も書をよくしたので『何氏四傑』と称された。何紹基の書には、顕著な書法上の成果があり、鄧石如、伊秉綬を継いで晩清の書壇における最も著名な碑学の大家として知られている。四体すべてに工みで、楷書は唐時代の書家、顔眞卿を学び『張黒女墓詩』を加え、温和な中に峻抜をたたえた。行草書には『顔(真卿)七、魏三』の称があり、新生面を開いた。
字は子貞。東洲、猨叟などと号した。湖南道州の人。
戸部尚書であった何淩漢の長子として生まれ、他三人の兄弟も書をよくしたので『何氏四傑』と称された。何紹基の書には、顕著な書法上の成果があり、鄧石如、伊秉綬を継いで晩清の書壇における最も著名な碑学の大家として知られている。四体すべてに工みで、楷書は唐時代の書家、顔眞卿を学び『張黒女墓詩』を加え、温和な中に峻抜をたたえた。行草書には『顔(真卿)七、魏三』の称があり、新生面を開いた。