家屋売却の為、煎茶道具、古道具等を買取させていただきました。
今回ご紹介するはその中でも清代の名人、陸思亭の生み出したデザインで瓢箪のような形のユニークな紫砂の急須です。
紫砂の茶器には特徴として長く使用していると、外観は独特の照りがでて良い風合いになり、内側は茶の成分を吸着し茶の風味を強めます。
身近な所の例えでは革製品を長く使用すると深い風合いが出ますが、外観はそれに似た深い味わいになります。
また湯をいれて茶壺に触れても保温性が高いので熱くない等の特徴もあります。
こちらのお品物は中国の方からも人気があり、需要の高いお品物になり高価買取の対象になります。
貴重なお品物をあい古物買取サービスにお譲りいただき本当にありがとうございました。
紫砂 (しさ)
紫砂とは、主に江蘇省宜興（ぎこう）市の丁蜀（ていしょく）鎮一帯で産出される陶器用の土です。
紫砂の茶壷の原料は水分や鉱物、アルミノけい酸塩を含む粘土で、この様な粘土は中国各地で見られるのですが、粘土の成分によって焼成した陶器に大きな影響を与えます。
何故粘土は各地で採取できるのに、宜興の紫砂が有名なのかは他の地域の紫砂泥より陶器を作成するのに非常に適しているからです。
ただ残念なことに国が埋蔵量を調査しているため、現在は宜興市丁蜀鎮黄龍山の紫砂泥の採掘は行われていません。
今、市場に流通している丁蜀鎮黄龍山の紫砂泥は採掘停止前に陶芸職人が貯蔵していた物です。
この様な事柄もあり需要が高いお品物になっております。
京都、滋賀、奈良、大阪、兵庫、三重、岐阜、愛知、福井を中心に、ご自宅まで出張査定にお伺い致します。※ 良品は全国出張買い取り可能です。
どんな些細な事でもかまいませんのでまずは一度お電話にてご相談下さい。
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