王翬 おうき Wang Hui は中国、清時代初期に活躍した画家。西暦1632年~1717年(崇禎5年~康煕56年)。四王呉惲(しおうごうん)の一人。虞山派の開祖。
字は石谷。耕煙散人、清暉主人、鳥目山人、清暉老人、耕烟老人、などと号した。江蘇常熟の人。
文人の家に生まれ、幼い頃より同郷の画家である張珂に師事。二十歳の時に王鑑に見いだされて門下入る。その後、王時敏に師事。独立後は、歴代の名家などから依頼を受けて制作に専心。六十歳の時には、康熙帝の依頼を受け上京、大作『南巡図』十二巻の制作をとりしきった。生涯をかけて職業画家として活躍し、山水画は清代一と評価されている。晩年は弟子の育成に努め、後世にも大きな影響を残している。
著書『清暉画跋』ほか。
字は石谷。耕煙散人、清暉主人、鳥目山人、清暉老人、耕烟老人、などと号した。江蘇常熟の人。
文人の家に生まれ、幼い頃より同郷の画家である張珂に師事。二十歳の時に王鑑に見いだされて門下入る。その後、王時敏に師事。独立後は、歴代の名家などから依頼を受けて制作に専心。六十歳の時には、康熙帝の依頼を受け上京、大作『南巡図』十二巻の制作をとりしきった。生涯をかけて職業画家として活躍し、山水画は清代一と評価されている。晩年は弟子の育成に努め、後世にも大きな影響を残している。
著書『清暉画跋』ほか。