遺品整理の為売却する事になった故人の収集品を出張買取させて頂きました。明治時代後期に名古屋で生まれ育ち、幼い頃から茶道を習い晩年は表千家の先生として活躍されていた故人の収集品は茶道具およそ150点。コレクションの中には四代楽吉左衛門(一入)や加藤唐九郎など有名作家の作品も含まれており高価買い取りさせて頂く事が出来ました。

ご紹介のお写真は今回の出張買取でお譲り頂いた楽一入(四代楽吉左衛門)による黒楽茶碗です。

直径 12.5cm × 高さ 8.8cm

銘 幾久千代 汲水庵による識箱付

故人の思い出の収集品をあい古物買取サービスにお譲り頂きほんとうにありがとうございました。

四代楽吉左衛門(一入)

楽一入は江戸時代中期の陶芸作家、楽家の四代目。1640年(寛永17)〜1696年2月24日(元禄9年1月22日)享年57歳 

西暦1640年(寛永17年)三代楽吉左衛門(道入)の長男として生まれる。幼名は左兵衛。

西暦1656年(明暦2年)四代目楽吉左衛門を襲名。

西暦1691年(元禄4年)養子の宗入に家督を譲った後に一入(いちにゅう)と改める。

西暦1696年2月24日(元禄9年1月22日)永眠。

若い時代の作品には、父道入の影響を受け大らかな印象の作品を数多く制作した。晩年になると、初代楽吉左衛門(長次郎)の伝統に回帰し、侘を表現した作風に変わります。釉技においては独自の境地にたどり着き、黒釉に朱色の釉が混ざりあう『朱釉』(しゅぐすり)を完成させ、後世に大きな影響を与えました。黒楽、赤楽ともに侘の精神を表現した楽焼古作の造形に落ち着きのある釉調の中に光沢を持つ作風を特徴としている。

代表作には「黒樂茶碗 山里」、「黒樂茶碗 嘉辰」、「焼貫水指 山川」、「赤樂筒茶碗 青苔」などがある。

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