寺島紫明 てらじま しめい Terajima Shimei 1782(明治25)年11月8日~1975(昭和50)年1月12日は大正、昭和時代に活躍した日本画家。美人画の巨匠として広く知られている。

本名は寺島 徳重。
兵庫県明石郡明石町字樽151で綿布問屋『柿屋』の当主寺島徳松、母としの長男として産まれる。徳重は長男だが第3子で6つ年上の長女文江、2つ年上の次女つたがいる。
小学校時代に絵画に目覚めスケッチを量産。
1910(明治43)年に上京し1913(大正2)年から浮世絵師・鏑木清方に師事する。絵画以外にも短歌もよくし上京後の翌年1911(明治44)年の一年間は当時唯一、革新的青年詩歌文芸雑誌と称された『創作』にほぼ毎月、詠草を投稿した。
1916(大正5)年、清方に『紫明』と命名され本格的に画家として活動し始める。
1927(昭和2)年、帝展で『夕なぎ』が初入選する。1941(昭和16)年第4回文展で『寸涼』が特選受賞。翌年の第5回文展でも『秋単衣』が特選を受賞。
戦後は日展を中心に活躍し、1961(昭和36)年に『舞妓』が文部大臣賞を受賞。1969(昭和44)年に『舞妓』が日本芸術院賞を受賞。
代表作 『舞妓』『成女』『おんな』『黒い髪』