歸昌世(きしょうせい、ki syou sei)は中国、明時代末期に活躍した文人画家。篆刻家。西暦1573年~1644年(明・万歴元年~明・崇禎17年)。

字は文休。仮庵と号した。江蘇崑山 (江蘇省) の人。歸有光の孫。

書画、篆刻をよくし、李流芳、王志堅とともに三才子と称された。山水は元の四大家を学んだ。その中でも倪瓚(げいさん)黄公望(こうこうぼう)への傾倒が強く蘭竹を極めた。画風は沈着かつ情趣にあふれている。

著書 『仮庵集』ほか