法若真は清時代初期に活躍した役人、画家、詩人。西暦1613年~1696年(万暦41年〜康煕35年)。

字は漢儒。黄石、黄山などと号した。山東胶州の人。

順治3年(1646年)に進士。詩、書、画に匠で山水を得意とした。画は自然体で筆のうまさは脱俗の域にあり、浮揚した筆墨は自らが一格を形成した。書は悠揚としていて顔真卿らの筆法に宋人の瀟洒な雰囲気を合わせた様な風格がある。