王武 オウブ Wang Wu 1632年〜1690年(崇禎5年〜康煕29)は明時代末期から清時代初期に活躍した画家、詩人。

字は勤中。晩年に忘庵と号した。別号は雪顛道人。明王・鏊の六世の孫である。鑑賞に精通し所蔵に富み、画を善くした。細かな観察のうえ卓越した技術により写生し、明快な着彩が施された花鳥画を専門的に描いた。