葛飾北斎 / 浮世絵師
 江戸時代後期の浮世絵師。輸出陶器の梱包材に使われた『北斎漫画』をフランスの銅板画家フェリックス・ブラックモンが見つけ、画技の高さに驚嘆したという逸話が有名。信憑性は近年問題視されているが、この絵手本は「ホクサイ・スケッチ」の名で親しまれ、欧米で浮世絵が流行する端緒となった。代表作は、富士山を題材にした『富嶽三十六景』。