陳洪綬(ちんこうじゅ、Chen Hong-shou)は中国、明時代末期〜清時代初期に活躍した文人画家。西暦1599年~1652年(万暦27~順治9)。
字は章候。老蓮、老遅、悔遅、弗遅などと号した。浙江省諸曁の人。
書画に秀で、人物や支女をよく描いた。画ははじめ浙派の画師である藍瑛や孫杕に学び、後に李公麟、趙孟頫、周昉から法を取り、唐・宋時代の名画から臨摹する事を通じて技法を学んだ。運筆は素早く、人物は誇張変形により偉容を表し、線は熟達し力強くいきよいがある。色使いには素朴な味わいがあり高古静寂な独自の画風を生み出した。同時代に北京で活躍していた崔子忠と合わせて『南陳北崔』と称された。
代表作 『宣文君授経図』、『陶淵明故事図』
著書 『宝綸堂集』ほか
字は章候。老蓮、老遅、悔遅、弗遅などと号した。浙江省諸曁の人。
書画に秀で、人物や支女をよく描いた。画ははじめ浙派の画師である藍瑛や孫杕に学び、後に李公麟、趙孟頫、周昉から法を取り、唐・宋時代の名画から臨摹する事を通じて技法を学んだ。運筆は素早く、人物は誇張変形により偉容を表し、線は熟達し力強くいきよいがある。色使いには素朴な味わいがあり高古静寂な独自の画風を生み出した。同時代に北京で活躍していた崔子忠と合わせて『南陳北崔』と称された。
代表作 『宣文君授経図』、『陶淵明故事図』
著書 『宝綸堂集』ほか