BOHEMIAのヴァイオリンを買取させて頂きました。

2020/07/27
生前整理を期に、故人の遺品の断捨離をされる事になったお客様に、出張買取をご利用頂きました。
写真にて紹介させて頂いているお品物は今回お譲りいただいた、BOHEMIA(ボヘミア)のヴァイオリンです。
1900年代前半にチェコで生産されたバイオリンで、ラベルにはPRODUKTIV GENOSSENSCHAFT BOHEMIAの表記があります。
裏板は1枚板仕様で、伝統的なボヘミアの製法で、良質な素材を用いて丁寧に仕上げられています。
 
生産国  / チェコ
年代 / 1900年代前半
サイズ / 4/4
付属品 / 弓・ハードケース
 

BOHEMIA(ボヘミア)のヴァイオリン

 

ドイツ・オーストリアと隣接するチェコ共和国。
豊かな歴史と音楽環境に恵まれた、かの有名な作曲家「ドヴォルザーク」を輩出した地でもあります。
ヴァイオリンというと、イタリアのイメージが強いですが、チェコは演奏、教育面でヴァイオリンの歴史上大きな役割を果たしています。
また、ヴァイオリンの一大生産地でもあり、ヴァイオリン大国といっても過言ではないでしょう。
1900年代、チェコのボヘミアでは、イタリアの楽器制作の流行を取り入れたヴァイオリンが制作されました。
当時のチェコのヴァイオリン制作は、「ミルクール」「マルクノイキルヒェン」「ミッテンバルト」のような大きな工場だけでなく、各家庭で個人の作者が、ハンドメイドのヴァイオリンを制作していました。
熟練の技術を持った職人達が、多くの素晴らしいヴァイオリンを制作し、世に送り出しました。
 
しかし、チェコの良質なヴァイオリンは、東ヨーロッパや中央ヨーロッパではそれなりに評価されていますが、パリ、ローマ、ロンドン、ニューヨーク、東京といった国際的な弦楽器取引の業者間ではほとんど知られていません。
その多くが、高額で売れるという理由からイタリアの作者のラベルに張り替えられて流通しており、優秀な楽器がチェコ製の楽器としてあまり出回っていないのです。
また、近代において、チェコはドイツと共に量産化の波に乗ってしまった為に、マイナーで安物のイメージがつきまとうようになってしまいました。
ボヘミアのヴァイオリンは、同時代のイタリア製のヴァイオリンに比べて、実力は優るとも劣らないのに、評価が低いのはこの為です。
適切に製作されたボヘミアのヴァイオリンは、経年により大変上品で美しい音色となり、いわゆるオールド・ヴァイオリンの練れた音を、オールド・イタリアンより遥かに安価に手に入れられることが最大の魅力です。
 

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