室町時代、古備前焼きの壺を買取させて頂きました。

備前焼（びぜんやき）は岡山県備前市伊部地域を中心に製作されてきた日本の六古窯の一つです。別名は伊部焼（いんべやき）。

釉薬を施さず土と火の造形から作り出されるシンプルな焼き物として古くから茶人などに重宝されてきました。

『胡麻 ごま』 『窯変 ようへん』 『緋襷 ひだすき』『桟切 さんぎり』など、薪窯で製作される事によって生まれる素朴な景色が魅力的である。

今回お譲り頂いた古備前焼きの壺は赤焼き焼成が始まった16世紀に作られたお品。

口縁の端部が外に折り返されており、強くはった肩部分に胡麻が降りかかっており良い景色となっている。壺の底面は下駄底。

素朴な風貌は花写りも映えそうです。

貴重なお品物をあい古物買取サービスにお譲り頂き本当にありがとうございました。

必要とされている方に確実に橋渡しさせて頂きます。