0120-994-469
ご相談・受付 9:00 - 21:00
CASE STUDY 買取実績
古梅園の油煙墨「反弾琵琶舞」を買取させて頂きました。

古梅園の油煙墨「反弾琵琶舞」を買取させて頂きました。

書道具の遺品整理をご依頼頂きました。

写真のお品物は、古梅園の油煙墨「反弾琵琶舞」です。
菜種油を使用した最上級の油煙墨で、雁皮紙、鳥の子紙、絵画などに最も適しています。
油煙墨は、粒子が細かく、黒さが深く、光沢の強い良質の墨です。
「反弾琵琶舞」は、現在は製造されておらず、デットストックとなっています。
反弾琵琶舞とは、中国の敦煌の莫高窟の一一二窟の壁画で、宝冠をつけ、上半身を裸にし、胸飾り、
腕輪、足輪をつけた舞伎が、琵琶を頭の後ろで弾じながら、足を踏みあげ舞い踊る様子を描いたものです。
 
 
メーカー / 古梅園(こばいえん)
品名 / 反弾琵琶舞(はんだんびわまい)
製造年 / 1987年
サイズ / 縦 約16cm 横 8cm
重量 / 312g
 
 

古梅園(こばいえん)

固形墨の年間生産量の90%を誇る奈良の地で、安土桃山時代に創業し、今なお400年以上続く、
日本最古の墨作りの老舗です。
夏目漱石が「墨の香や 奈良の都の 古梅園」と詠んだことでも知られています。
江戸時代から、武家や公家、天皇家に、数々の用命の墨を製造しており、代々継承した秘伝の製法により、
上質の油煙墨を大切に守り続けています。
古梅園では「煤採り」から墨を製造しており、この「採煙」と呼ばれる製法で墨を製造しているのは
全国でも古梅園だけです。
墨は膠液にを混ぜて香料を加え、表面に艶が出てくるまで練り合わせ、乾燥させて作られます。
この練り上げるもみ作業は、恐るべき緻密さと根気を必要とし、中国や韓国などではすでに機械化されており、
自国で失われた墨の精度を求め、東アジアからの購入者が後を絶ちません。
長年培ってきた技術と製法を守り抜く古梅園の墨は、墨液が主流になった現代においても、
本物の墨を愛してやまない作家から絶大な指示を得ています。

あい古物買取サービスは骨董品、古道具、コレクション品の出張買取をしています。

買取ジャンルの多さは業界随一!

世界の一流美術品から趣味の品、古家具、家財品にいたるまで、経験豊富な専門鑑定士があなたの大切なお品物を一点ずつ丁寧に査定致します。

お引っ越し、遺品整理、コレクション整理、空き家整理などでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

京都、滋賀、奈良、大阪、兵庫、三重、岐阜、愛知、福井まで出張査定無料でご自宅までお伺い致します。

弊社では骨董品や古道具のリサイクルを通して、古い文化を次世代に残し伝えると共に、微力ながら持続・再生可能な社会作りに貢献したいと考え活動させて頂いています。

 0120-994-469 午前9時~午後9時(年中無休)

関連する「書道具」カテゴリーの記事