岡田三郎助 / 画家
 6歳で上京、百武兼行の油絵に触れ、洋画に関心を持つ。大幸館に入塾し研鑚を積んだ後、黒田清輝と久米桂一郎が指導する天真道場に入門。1896年、白馬会創立に参加。1897年、西洋画研究のため渡仏、ラファエル・コランに学び、帰国後は東京美術学校で後進を育成した。代表作は『あやめの衣』『婦人半身像』。1937年、文化勲章受賞。