謝時臣 しゃじしん xie shi-chen は中国、明時代中期に活躍した文人、画家。西暦1487年~1557年(明・成化23年~嘉靖36年)
字を思忠、樗仙と号した。江蘇蘇州の人。画は梅道人に師事しその後、沈石田に学び、師から継承した画法を独自の境地に変化させた。山水画を得意とし、特に湖海江潮を描くことに秀た。障屏の幅を多くとり、構図は雄大かつ厳密で筆勢は縦横、壮大な意気が感じられる。現存する作品の画風は戴進や沈周に近いものがある。
字を思忠、樗仙と号した。江蘇蘇州の人。画は梅道人に師事しその後、沈石田に学び、師から継承した画法を独自の境地に変化させた。山水画を得意とし、特に湖海江潮を描くことに秀た。障屏の幅を多くとり、構図は雄大かつ厳密で筆勢は縦横、壮大な意気が感じられる。現存する作品の画風は戴進や沈周に近いものがある。