邵彌 shao mi は中国、明時代末期に活躍した文人、画家。西暦1594年~1642年(万暦22年~崇禎15年)

原名は高、字は僧彌、瓜疇と号す、長州(現在の江蘇・呉県)の人。性は迂遠、俗に同調する事はなかった。詩は陶潜を宗とし、楷書は鍾繇の法を得て、近くは虞南、褚遂良に学んだ。画は荊浩、馬遠、夏圭らから広く学んだ。筆墨は清逸、孤高であった。翎毛を好んで描いた。董其昌、杨文聪、程嘉燧、张学曾、卞文瑜、李流芳、王时敏、王鉴らと合わせて画中九友の一人として広く認知されている。